今月のおもしろ実験教室 「プラネタリウムを作ろう」
今回の実験は、プラネタリウム作り。実験というよりは工作といった感じで、とにかくまずはプラネタリウムを完成させることに集中しました。切って、折って、貼って、豆電球がショートしないよう配線を工夫してと、なかなか根気のいる工作でしたが、なんとかみんな完成させることができました。
いよいよここからが本当の実験です。
暗くした教室に移動し、自分のプラネタリウムを投影して星座の位置や動きを観察。
まずはカシオペヤ座や北斗七星を手掛かりに北極星を探します。
プラネタリウムの時間を進めても、北極星の位置だけは変わらないことを学習しました。
実は、プラネタリウムの時間を調節する部分を見るだけで、7月7日24時の空と10月7日18時の空が同じである、ということが一目でわかるようになっているのです!
七夕の夜と同じ織姫&彦星&天の川を、10月にも見ることはできるということです。
むずかしい話ですが、中学受験や高校受験でよく出題される問題ですので、それまで手作りプラネタリウムを大事にとっておけば、きっと役に立つことでしょう。
来月は21日(土)、夏休み企画でなんと二本立て!
10時半からは「電熱線の科学」。
電流と抵抗について調べ、発泡スチロールをきれいに切れる電熱線カッターを作ります。
13時からは「コールドパックを作ろう」。
発熱反応や吸熱反応を確かめ、市販の瞬間冷却剤を再現するクールな実験です。ご希望の人はそれぞれお申し込みください。
(濵田)
2018.06.24