新年のご挨拶
旧年中は、本学園に何かと深いご理解ご協力を賜りましてありがとうございます。
昨年は、ここ数年続いたコロナ禍が5類対応になり、社会が大きく変化しました。社会活動においても、あらゆる方面でようやく動きが感じられるようになりました。
子どもたちを取り巻く環境にとって、このコロナ禍は大きな意味を持っています。学習形態の変化に伴い、学習への関わり方も様変わりしました。2020年からの小学教科書、2021年からの中学教科書の改訂の時期と重なり、大なり小なり子供たちの学習を直撃しました。コロナ禍前とコロナ禍後では、著しく教育環境が異なります。子供の少子化という社会的背景がある中で、個の重視、多様性の尊重の意味がより大きくなってきています。同時に、柔軟性、創造性、発想力、対応力など「個の力」のウエートが重要視されます。根本にあるのは、知識であり思考力であり、その習得と表現です。多様化された時代に、子どもたちが迷わず進んでいけるように私たちは、温かく見守り、力強く導き、後を押していかなければなりません。そのためにも職員一同、全力で子どもたちに接していく所存です。
今年も本学園に温かいご理解、ご支援を宜しくお願い申し上げます。
2024年元旦
栄 光 学 園