「プログラミング教育」について

◆「プログラミング的思考」
2020年から必修化となる「プログラミング」ですが、「何を学ぶの?」「パソコンの授業をするの?」保護者の方にとっては、子供たちが、自分たちが受けていない勉強をするとなるとイメージできないかもしれません。「自分が意図する活動の実現のための必要な動きや、改善の仕方を論理的に考える力を養う」(文科省)ということです。つまり「考え方」の養成です。

 

◆教科ではなく授業の中に取り入れ
スマホや家電製品など「コンピュータ」なしでは現代生活を送れない時代の中、そういった技術への理解と興味を持たせるものです。学校で「プログラミング」という新教科ができるのではなく、算数や理科、総合的な学習の中に取り入れられます。決して「プログラマーの育成」や「プログラミングスキルの上達」ではなく情報社会がどう構成されているかを身近なものとして知っていく取り組みです。コンピュータを使わずカードなどを用いて思考力を身に着けたり、タブレットやロボットなどのハードによるアプローチをしたり、自治体や各学校で取り入れ方は様々です。「プログラミング的思考」を育てることによって身の回りの仕組みに興味を持ち、内容理解を主体的に図れるよう新たな取り組みに接していきましょう。
                     

              (鈴木)
                  (株)「せんしゅう 」教育コラム4/6掲載号

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