和歌浦天満宮(わかうらてんまんぐう) ~受験応援(2)
和歌山市和歌浦西、天神山の中腹に位置する天満神社。和歌浦湾を見守る学問の神様、菅原道真公が祀られています。901年に、道真公が大宰府に向かう途中、風雨を凌ぐため船を当地に停泊し、立ち寄ったという経緯で創建されたそうです(諸説あり)。
「老を積む 身は浮舟に誘われて 遠ざかり行く 和歌の浦波」
「見ざりつる 古しべまでも悔しきは 和歌吹上の 浦の曙」
福岡県の大宰府天満宮、京都府の北野天満宮とともに日本の三菅廟(さんかんびょう)と言われ、受験シーズンには毎年多くの受験生が訪れます。壁画は、狩野・土佐両派の画家によって描かれ、美しく色彩豊かに装飾された本殿は、国の重要文化財に指定されています。
多くの合格祈願の絵馬が本殿前に納められています。
(鈴木)
2022.09.24