全力を出し切った君へ
今日だけはペンを置いて

3月11日、 長い長い一日が終わりましたね。
今、君は、どんな表情をしているでしょうか。 緊張から解き放たれてホッとしている顔、あるいは泥のように眠っているかもしれません。
まずは一言。
おかえりなさい。そして、本当にお疲れ様でした。
この1年間は、君たちにとって決して平坦な道ではなかったでしょう。
部活を引退してからの、急激な意識の切り替え、模試の判定に落ち込み、それでも「やるしかない」と自分を奮い立たせた日。
特に公立入試までのラストスパート、「絶対に合格するんだ」という重すぎるほどのプレッシャーも感じていたでしょう。
君たちがこの受験生活で手に入れたのは、テストの点数だけではありません。
それは、「嫌なことから逃げずに、立ち向かう強さ」です。
この経験は、高校の学習はもちろん、将来社会に出た時に、何よりも強い武器になります。 「あの時の自分があれだけ頑張れたんだから、今回も大丈夫」 そう思える自信を、君たちは自らの手で掴み取ったのです。
一番近くで支えてくれた人への感謝を
明日からは、もうアラームに急かされて起きる必要はありません。 大好きなゲームをしてもいい、読みたかった漫画を一気読みしてもいい。
でもその前に、一つだけお願いがあります。 君たちが試験会場に向かうとき、お弁当を持たせ、駅まで送り迎えし、誰よりも君の体調を気遣ってくれた「一番の応援団」であるお家の人に、「ありがとう」を伝えてください。
一言「終わったよ」と言うだけでも構いません。その一言に込められた感謝は、きっと伝わります。
今日はゆっくり休んでください。 良い夢を。


