「おもしろ実験教室」実施
本日は、静電気に関する実験。
今回も新型コロナ対策のため、距離をとっての実験となりました。
まずはティッシュで擦った塩ビ管を、ビニルテープや髪の毛に近づけて様子を見ます。
日常生活でもしばしば見かける光景ですので、そうそうこれが静電気、という感じでした。
次に、プラコップとアルミホイルで「静電気検査器」を作ります。
破れやすいアルミホイルなので途中失敗したりもしましたが、何とか完成しました。
塩ビ管の静電気を近づけたり離したりすると、アルミホイルでできた2本の針も開いたり閉じたりする、マジックのような実験です。
なぜそうなるのか、+と-の電気がどのように帯電するのか、と考えると面白いのですが、見た目には少し地味な実験でした。
最後は本日の目玉、やはりプラコップとアルミホイルから、静電気を溜めることのできる「ライデン瓶」を作ります。
工作の速い子、ゆっくりな子、丁寧な子、おおらかな子―――それぞれ個性豊かな仕上がりとなりましたが、皆ちゃんと完成しました。
塩ビ管の静電気を3~4回分だけライデン瓶に溜め、両手でライデン瓶を触ると……ビリっ!
身体に電流が走る、少しドキドキの実験で盛り上がります。
さらに静電気を溜めて溜めて溜め続けると……バチっ!と音を立てて火花が散りました。
小さな雷の完成です。
4000ボルトぐらいのミニ雷は、見た目も派手なため、皆さん大喜びで繰り返し雷を発生させていました。
次回の実験は3月27日(土)、「プラスチック成型」。
自分の指やおもちゃの像を作りながら、プラスチック製品のでき方を学びます。
(濵田)